『せいぎのみかた』





ある山に

とても悪い奴らが住んでいました






悪い奴らはとても悪い奴らで

村に降りてきては村の食べ物等を奪っていきました






しかし

その悪い奴らは

村人を殺す事はしませんでした

村人を殺してしまうと、食べ物にありつけないからです






とはいえ

村人達は

せっかく作った農作物等を奪われるのは嫌だったし

本当にギリギリ生きていられる程度の食料しか残してもらえなかったので、大変困っていました







そんなある日

どこからともなく、『とても良い人』が現れました

そんな『とても良い人』は、困っている村人達を放っておけず

助ける事にしました







『とても良い人』は

山へ行き

悪い奴らを皆殺しにして帰ってきました







『とても良い人』は

とても良い事をしたと、誇らしげにその村を後にしました







一ヶ月後

その村には誰もいなくなりました

悪い奴らがいなくなったという噂を聞きつけた他の悪い奴らが

その村を襲いに来て、村人達を殺してしまったのです







そんな事があったとも知らず

『とても良い人』は色んな所で『とても良い事』をし続けました

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